中国語単語の金字塔 キクタンは使えるか
みなさん、こんにちは!きっとです。
今日から参考書のレビューもしてきたいと考えております。まずみなさんが必ずと言って良いほど書店で見かける参考書を紹介します。
それがキクタンシリーズ
英語の学習者もある程度ならこの参考商をみたことがある人もいるかもしれません。私ももともともは大学入学の時から英語の単語はしばらくキクタンシリーズの英語を使っていました。
英語の場合、昨今はユメタンなるものも登場しているようですね。とにかくこの単語の知名度は非常に高いものがあります。
また英語以外でもこのキクタンシリーズは非常に多岐にわたっており、韓国語やフランス語、ドイツ語なんかもこのシリーズがあるくらいです。
- 作者: 内田慶市,沈国威,氷野善寛,紅粉芳惠,関西大学中国語教材研究会
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2008/05/27
- メディア: 単行本
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そう、こちらは中国語学習の金字塔とともいえる参考書です。
初学者にとっては、単語力がものを言うようになりますがその教材として適しているのがこのキクタンシリーズ。
付属のCDはそれぞれリズミカルな音楽に合わせて、中国語→日本語→中国語の順序で読まれていくものです。
こういったリズムに合わせた学習スタイルは”チャンツ”という学習メソッドというのだそうです。
初学者にはオススメだが中級以降では使えなくなる
ピンインになれていない初学者にはまずその中国語の音に慣れるためこう言った短めに音を切っているこの本はオススメしたい。またテンポの良さも音を学習するという点においては、優れている。実際、きっともこの本にはだいぶお世話になった。
ただある程度慣れてくると、必ず物足りなくなります。なぜなら中国語は全体の音が大事であり、キクタンは単語しかありませんから。
つまり中級者にとってはすでに使えなくなってしまってきます。もしくはある程度慣れてくるともっと長い文章を聞く練習をした方が良いでしょう。その為にはキクタンだけでは不十分です。
単語集といえばキクタンだといわれますがその限界には早く気づいてやるべきだと思います。
皆さんも学習するときは気づいてみてください。